卒業してすぐの平成29年度に不合格となり、それがとても悔しくて、「来年は絶対に本採用になるんだ」という思いで受験勉強に取り組みました。
予備校には通わず、小学校の教員(期限付き採用)の仕事をしながら、1日15分ずつコツコツと勉強することから始めました。勤務校が英語教育の研究指定校だったのですが、英語が苦手だった私にとって研究を通して英語を学ぶ楽しさを理解できたのも大きかったです。
子どもたちと真剣に向き合うということです。「先生は怒るとツノが見えて、牙が見えて、鹿児島弁が出てくる」と言われますが(笑)、子どもから「叱ってくれてありがとう。先生大好き」というお手紙をもらって、私の思いをしっかり受けとめてもらえたんだなと嬉しく思いました。そして、叱った後は「君たち天才だね!」と思い切りほめることも大切にしています。
短大卒業ということで、いち早く学校現場に立つことができたのは大きかったです。令和元年度から本採用となりますが、4年制大学卒の同期より2年先にプロとしての経験を積むことができたのは自信になっています。
短大の先生方はとても温かく指導してくださいましたし、今でも本音で相談し子どもの自慢をしあえる親友にも出会えました。「鹿女短卒」だからこそ、私は千葉市の教員採用試験に合格することができたと思っています。
小学校の教師は決して楽な仕事ではありませんが、子どもとともに何かを創り上げていく喜びとやりがいがとても大きいので、ぜひ目指してください。夢は諦めなければ、絶対に叶います!