
鹿児島といえば、何でしょうか。桜島?砂むし温泉? 鹿児島ラーメン? その中でも私たちは、鹿児島の観光を楽しみつつ、鹿児島のことを少しでも学ぶことができる宿泊施設はないかと探し求め、「休暇村指宿」にお話を伺いに行きました。
「休暇村 指宿」について

休暇村は1961 年の創業以来、国立、国定公園など優れた自然環境の中のリゾートとして、全国に35 か所にあります。九州には3か所あり、そのうちの1 つがここ「休暇村指宿」です。「休暇村指宿」は、他の休暇村と違い、指宿に300 年以上前から伝わる世界的にも珍しい砂に体を埋める温泉( 砂むし温泉) が堪能できます。「休暇村指宿」は、指宿市が毎年夏にする「アロハ宣言」期間中は、通常の制服ではなくアロハ服を着用しています。

休暇村では、「自然にときめくリゾート」をテーマにふれあいプログラムを行っています。ふれあいプログラムは、体験型のイベントで、参加者はふれあいプログラムを通して、大自然に触れることができます。特に、朝7時から行われる朝のお散歩会では、パークボランティアの方が案内して下さるので、指宿の歴史や自然環境の知識が深まることでしょう。朝のお散歩会で得た知識を元に指宿を観光してみると、違う視点が得られるのではないでしょうか?
「休暇村指宿」は、2020 年の初めから、新型コロナウイルスの影響を受け観光客が減ってしまいました。しかし、コロナが徐々に落ち着きを見せ始めたあたりから、県内学生の修学旅行先として利用されることや九州圏内の学生の修学旅行先にも選ばれることが徐々に増えています。最近では、移動制限も緩和され、都市圏からの観光客や円安の効果で外国人訪問者が増えています。コロナ収束の暁には、今以上に外国からのお客様が増えると考えられるので、外国人の人々に指宿の魅力を感じてもらえるように対応していきたいと担当の方がおっしゃっていました。
課題と展望
「休暇村指宿」は、2020 年の初めから、新型コロナウイルスの影響を受け観光客が減ってしまいました。しかし、コロナが徐々に落ち着きを見せ始めたあたりから、県内学生の修学旅行先として利用されることや九州圏内の学生の修学旅行先にも選ばれることが徐々に増えています。最近では、移動制限も緩和され、都市圏からの観光客や円安の効果で外国人訪問者が増えています。コロナ収束の暁には、今以上に外国からのお客様が増えると考えられるので、外国人の人々に指宿の魅力を感じてもらえるように対応していきたいと担当の方がおっしゃっていました。
感じたこと・学んだこと

「休暇村指宿」は、砂むし温泉の体験や無料で足湯体験ができます。指宿の魅力がたくさん詰まった宿泊施設だと感じました。売店に売っていた地域限定の指宿サイダーのラベルには、指宿の観光地やアロハシャツを着用した男女などが描かれており、お土産にぴったりな商品です。「休暇村指宿」は、宿泊のみならず、宿泊者の思い出に残るようなプログラムを様々な視点から考え、お客様に提供できるようにしています。宿泊者のことを第一に考えることの重要性を学びました。

「休暇村指宿」は、小、中、高校生の修学旅行先にも選ばれており、若者達は砂むし温泉をメインに楽しんでいます。その砂むし温泉に向かう廊下に鹿児島の特攻隊についてのパネルが設置されていました。特攻隊と言えば、知覧が有名ですが、指宿にも戦没者慰霊碑があります。鹿児島に住んでいる市民として、過去鹿児島でどのような出来事が行っていたのか…戦争によって二度と人々の平和が脅かされないためにもこの地で起きたことを知ることが大事だと思います。
こぼれ話

取材に答えてくださった山田様に、指宿に来たら是非、食べたほうが良いものを尋ねたところ、ラーメン屋の「TAKETORA」の名前が挙がりました。指宿駅から約5 分の好立地にあり、地元住民だけでなく、観光客や海外のお客さんからも愛されています。