
テレビCM等でよく見かける企業でしたが、かごしまSDGs 推進パートナー登録企業になっていることを初めて知り、鹿児島で具体的に行っている取り組みを多くの人に知ってもらいたいと考えて、日本たばこ産業株式会社(JTグループ)鹿児島支社に お話を伺いに行きました。
「JTグループ」について

JTグループは、お客様に信頼される「JTならではのブランド」を生み出し、育て、高め続けていくことを目指し、たばこ事業・医療事業・加工食品事業の三つを柱に事業展開をしています。JTグループは、この世の中は多様な自然・社会・人間から成り立っており、そうした世の中の多様性を認めてこそ、お客様と深い絆を形成する「ブランド」を生み出すことができると考えています。
このように幅広い事業活動を行っている中、JTグループは環境保全活動にも取り組んでいます。

一つ目はJT社員と協力企業のボランティアによる森づくりの日を設けることです。内容としては、アオキ刈りやさくら見晴台でのウッドチップ敷き、樹名板の取り付けなどを行っています。森に訪れた方々にとって居心地のよい森になるよう年1~2 回の森林保全活動を実施しています。

JTグループは、様々な活動を通してよりJTグループについて知ってもらい、人々に愛される企業になることを目指しています。地域に根差し、地域とともに歩んでいける企業になるために、自社の「JTの森 重富」の管理、「ひろえば街が好きになる運動」を地域の人と一緒に行うなど、地域密着型の活動に取り組むことを目標にしています。
感じたこと・学んだこと

この取材を通して、JTグループが取り組んでいるSDGs に関する活動内容を具体的に知ることができ、私たちにとって、貴重な経験になりました。環境保全活動や「ひろえば街が好きになる運動」について、その活動を通して周囲に伝えたいこと、SDGs に取り組む動機など、取り組む活動や意味を知る機会になり、SDGsやJTグループについて今までよりも理解を深めることもできました。
私たちにできること

おはら祭の清掃活動は誰でも参加できる取り組みなので、市民が環境保全に対する意識を持つことができる場となります。「ひろう」という体験を通じて、市民の「すてない」気持ちを育て、自分たちが住む環境を作っていくという想いを意識的に芽生えさせて、それぞれができる活動を行っていきたいと思いました。
また、環境フェスに参加することで、「JTの森 重富」や環境保全に対する理解を深めることができます。
こぼれ話

今回の取材のために私たちからお電話させていただいた際、近くにあるにもかかわらず鹿児島女子短期大学とのかかわりが今までなかったためとても驚かれていました。そんな中、取材を快く受けてくださいました。ありがとうございました。