近々、社会人となる身として、鹿児島の企業の中でも鹿女短卒の先輩も多く在籍している企業である株式会社プライムアシスタンスのSDGs の取り組みについてSDGs に対する考え方や活動内容を詳しく知りたいと思い、お話を伺いに行きました。

「株式会社 プライムアシスタンス」について

株式会社プライムアシスタンスは、東京・秋田・鹿児島に拠点を置く、アシスタンス事業を行っている会社です。「最上級のサービス」で、世の中のあらゆるお困りごとをアシストするという理念のもと、モビリティ・ヘルスケア・ホーム・海外(インバウンド)に関するアシストを行っています。鹿児島センターの事業は、ロードアシスタンスとホームアシスタンスを行っており、保険に加入している全国のお客様のトラブル発生時に専門業者を手配し、トラブル解消のために24 時間365日体制で対応しています。

「住み続けられるまちづくりを」という目標達成に向けて、月に一度社員が清掃活動を行っており、鹿児島市まち美化推進団体に認定されています。また、事業を通して、ロードアシスタンスの応答率の向上に努め、事故や災害時への対応の強化を行い、レジリエントな社会づくりを行っています。「すべての

アシスタンス業務を通して社会課題に向き合い、解決していくことを目指し、SDGs を意識した活動を展開します。「すべての人に健康と福祉を」と「住み続けられるまちづくりを」の課題解決のために目が見えない人向けにオペレーターが周辺の視覚情報を案内してくれるアイコサポートや幅広いサービスや情報を提供し、認知症をサポートする笑顔倶楽部といった新サービスの普及提案をしています。また、新事業を創出するためのプレゼン大会も開催しており、SDGs の視点から生み出されたアイデアも多数あります。

感じたこと・学んだこと

SDGsの取り組みをする前に、「SDGsとは何か、17の達成目標にはどのような目標が掲げられているのか、現段階の社会課題としてどのようなものが挙げられていて、そのために自分たちにできることはないか」ということを考える機会を設けて共通認識を持つことはとても大切なことだと感じました。SDGs は世界共通の目標であるので、企業だけではなく、幅広い年齢層の方々にも知っていただいて、ひとりひとりがアクションを起こすことで世界を変えていきたいと思いました。

私たちにできること

「住み続けられるまちづくりを」という目標に対して、短大内でも株式会社プライムアシスタンスの清掃活動を参考にし、今までよりも学内清掃を頻繁に行うことで、同じ目標に向け行動することが出来ると思います。また、「すべてのひとに健康と福祉を」の目標に対しては、9 月21日のアルツハイマーデーなど認知症への理解促進のために、ポスター掲示や認知症支援の色であるオレンジのものを身に付け、啓蒙活動を行うことが出来ると思います。

最初は、みんな緊張した面持ちでしたが、鹿女短卒の先輩で、SDGs についての取り組みを担当されている社員の方が親切に対応してくださったこともあり、終始和やかな雰囲気の下、取材をさせていただき、とてもありがたかったです。

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