現在、SDGsは世界各国で重要視されています。SDGsは国を越えて地球規模で問題解決に取り組む必要性を示しています。鹿児島に住む私たちは、SDGsに繋がる様々な問題について地元鹿児島の視点から学ぶことのできる科学館にお話を伺いに行きました。

「鹿児島市立科学館」について

鹿児島市立科学館は、見る・知る・体験する・学ぶといった4つのコンセプトを大切にしています。私たちの生活では科学の知識が不可欠ですが、科学館には身近な生活に関連した興味深い展示や体験ブースが設置されています。科学館はSDGsを学ぶのにふさわしい施設だと感じました。3階にある地震体験では震度1~3の弱震、震度3~5の強震を体験できます。実際に地震について体験するということは、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」に関連します。さらに防災についても関心を深めることができるのは、SDGs目標11「住み続けられるまちづくり」に関連します。

子どもから大人まで幅広い年代の方たちに、科学について興味をもってもらえるよう、科学の祭典などで外部機関との関連イベントや、皆既月食を楽しもうなどといった屋外のイベントも開催しています。科学館では小さい頃から科学に関心をもってほしいという思いがあります。イベントを行う際には、年齢や性格に合わせて伝え方を変え、より多くの子どもたちに興味を持ってもらえるように取り組んでいます。

サイエンス・トークというイベントでは、様々な分野の専門家を招き、科学や天文に関するトークを行っています。また、ワークショップの一つである、「自動運転で動く車の仕組み」は、子どもから大人まで楽しめる内容になっていました。私たちも参加しましたが、温室効果ガスを排出する車を減少させ、自動運転は地球温暖化対策にも繋がる技術だと思いました。

感じたこと・学んだこと

取材を通して「五感を刺激し実際に体験し、感じて楽しんでもらいながら学んでもらう」という話が非常に印象深かったです。科学館では楽しく学んでもらうことを最も大切にしているように感じました。楽しさから引き出される自然な興味は、「なんで?」「どうして?」という疑問に繋がりさらに興味を深めていくきっかけになります。

また、地震関連の展示は、普段の防災意識の低下を自覚する機会になりました。桜島関連の展示は、活火山と共に暮らしている日常が当たり前ではない事を再認識することができました。

私たち鹿児島県民は、常に地震や火山灰とともに生活しています。私たちが住みやすい街づくりに貢献するために、まずは地震や火山灰について、知る・興味を持つことが必要です。それが、災害に対する正しい知識を身につけることにも繋がると思います。市民が年齢問わず災害について知ってもらえるよう、科学館では分かりやすい説明に力を入れています。

将来の子供たちが安心して鹿児島に住み続けるには、誰でも平等に学べる科学館のような施設が必要です。

私たちにできること

私たち鹿児島県民は、常に地震や火山灰とともに生活しています。私たちが住みやすい街づくりに貢献するために、まずは地震や火山灰について、知る・興味を持つことが必要です。それが、災害に対する正しい知識を身につけることにも繋がると思います。市民が年齢問わず災害について知ってもらえるよう、科学館では分かりやすい説明に力を入れています。

将来の子供たちが安心して鹿児島に住み続けるには、誰でも平等に学べる科学館のような施設が必要です。

こぼれ話

鹿児島県産の色とりどりの野菜がふんだんに使用されたランチを、科学館横に設置されているカフェルーカで食べました。鹿児島の自然の豊かさを実感するとともに健康的で美味しい食事ができました。その後、科学館から徒歩8分のところにあるくじらカフェでスイーツを食べました。こちらでも鹿児島県産の物を主原料に作られており、どちらのお店も地産地消を取り入れたお店です。

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