社会人も、鹿女短で一緒に学ぼう!

「高校を卒業してすぐに就職したけど、大学・短大に通ってみたい」「ずっと憧れていた免許・資格を取って今後のキャリアにつなげたい」など、大学入学を考えている社会人の方へ。

鹿女短には毎年多くの社会人学生が入学し、高校卒業後の入学生と一緒に学びながら、キャンパスライフを充実させています。入学前の「若い現役生の中に混じって大丈夫かな?」「久しぶりの勉強、ついていけるかな?」という不安はみんな一緒。同じ目標に向かって学ぶ多様な仲間たちと、一緒にチャレンジしませんか?

社会人入学生へのQ&A

社会人を経験して入学した鹿女短でのキャンパスライフ。学業や生活面など気になることを聞いてみました。

児童教育学科 幼・保コース  蒔崎 菜実さん

写真:蒔崎 菜実さん

子育てを経験しているからこそ授業の内容が身に染みました。

入学前は何をされていましたか?

病院の調理師として約10年間 働いていました。

どのようなきっかけで鹿児島女子短期大学を選びましたか?

もともと高校生の時から行きたいと思っていたのですが、家庭の事情などから通えずに就職をしました。結婚と出産を経験して、やはり子どもに関わる仕事をしたいと思い学校を探していたところ、ハローワークの公共職業訓練で保育士養成科があることを知りました。鹿児島中央駅に近く通学しやすい鹿児島女子短期大学を選びました。

入学前に不安だったことはありますか?

育児と学業の両立や、クラスの子と仲良くできるかすごく不安でした。

入学してから大変なことはありましたか?

入学してから大変だっことは、ピアノです。全くの初心者で楽譜も読めず手も動かない状態でした。しかし、鹿女短には個室のピアノ室が多数あり毎日自分の子どもたちを保育園に送った後に練習をしました。毎日続けるうちに弾けない曲が弾けるようになったり、弾ける曲が増えたりするのでやる気に繋がりました。

特に印象に残っている授業や学びはありますか?

「子どもの理解と援助」や「教育相談」などの授業です。子育てをしながら子どもの行動には意味があるということが学べたり、現場に出た時の保護者の方への寄り添い方などを学べたり、子育てをしているからこそ身に染みました。

ここでの学びを、今後どのように活かしたいですか?

子どもに関することを2年間みっちり学んできました。今後この学びを活かし、子どもと保護者に寄り添える人になりたいです。そしてそういう場を作れたらいいなと思っています。

これから入学を考えている社会人の方へメッセージをお願いします。

これから入学を考えている社会人の方へ、最初は不安でいっぱいだと思います。でも、入学したら社会人の先輩方や先生方、クラスメイトたち、周りの方々がとても温かく支えてくれます。2年間あっという間です。学生時代とは違う経験をすることができ今この歳で入学して本当によかったと思っています。2年前のわたしに入学を決意してくれてありがとう!すごく楽しかった!と伝えたいです。

児童教育学科 幼・保コース  入江 華帆さん

写真:入江 華帆さん

家族のサポートで無理なく両立。
楽しい学校生活を過ごしています。

入学前は何をされていましたか?

保育士補助と町役場の会計年度職員をしていました。

どのようなきっかけで鹿児島女子短期大学を選びましたか?

母と知り合った方が、当時鹿児島女子短大学に社会人として在学していて、その方から職業訓練の制度をお聞きしました。見学に来た際に認定絵本士の講座を受けることができることや、キャンパスの雰囲気もよく、ここで学ぶことができたらいいなと思い選びました。

入学前に不安だったことはありますか?

学生との年齢差から仲良くなれるかな、馴染めるかな、という不安がありました。ですが、現役生の方から声をかけてくれたり、自分から声をかけたりしたことから仲良くなることができました。同じ社会人の方々も仲良くしていただき、楽しい学校生活を送っています。これも仲良くしてくださる方々のおかげです!

入学してから大変なことはありましたか?

周囲のサポートから学業に専念させてもらっていましたが、久しぶりの試験対策や初めての実習の際は大変でした。

特に印象に残っている授業や学びはありますか?

教育心理学や保育の心理学はとても学びが多く、保育だけでなく日常にも当てはまることがあり、学んでいて楽しかったです。

ここでの学びを、今後どのように活かしたいですか?

学んだことを活かし保育計画を立てられるようになりたいです。子どもと保護者に寄り添えるような保育士を目指したいです。

これから入学を考えている社会人の方へメッセージをお願いします。

家庭と学業の両立は大変ですが、たくさんの学びを得ることができ、楽しい学校生活を送ることができています。大きな決断でもあるかと思いますが、この決断が間違いではなかったと学校生活を過ごしていく中で感じることができると思います。応援しています!

2025年度の社会人特別選考 在籍年代

2025年度は全学科合計で26人の社会人が在籍しています。高校卒業後すぐに働いて再び学び始める人や、全く違う職業からキャリアチェンジをめざす人、家庭での経験から新たな分野へのチャレンジを始める人など、入学の理由はさまざま。

年代は違っても、同じ目標に向かって学び合える環境は鹿女短ならでは。憧れの職業をめざして、一緒に学びましょう!

※グラフをクリックすると割合が表示されます。

社会人枠の入試があります!

高校を卒業し(高卒認定等も含む)、入学予定年の4月に20歳を超えている人は、「社会人特別選考」入試を受験することができます。社会人特別選考枠で受験すると195,000円の入学金が半額免除されるほか、公共職業訓練の募集状況に応じて入試を受けることもできます。入試の内容は志望理由書を記入する筆記試験と面接です。

  • 筆記試験

    40分/50点満点

  • 面接

    15分程度の個人面接/50点満点

学費&利用できる制度

入学金半額免除
(通常195,000円 → 97,500円)

社会人特別選考入試を受験し合格すると、通常195,000円の入学金が半額免除され、97,500円になります。
また、鹿女短を含む志學館学園設置校の卒業生である場合は、入学金の全額が免除されます。

授業料
(半期300,000円)

半期ごとに2年間で4回納める必要があります。最初の授業料は、各入試期の入学手続期間内に納めます。

【利用可能な制度】経済特待生(鹿女短独自のもの)として採用されると、家計基準により授業料の全額/半額/1/4額が免除されます。

教育充実費
(前期195,000円 後期184,200円)

半期ごとに2年間で4回納める必要があります。前期・後期で金額が異なります。

長期履修制度

仕事や家事等に従事する必要があるといった事情から、2年間の修業年限での卒業が困難と思われる人が、出願書類提出時に「長期履修学生制度」の適用を申し出た場合、3年又は4年の修業年限をあらかじめ認める制度です。 授業料、教育充実費等の学費は、認められた各自の在学年数に応じ分割して納めることになります。
なお、必要書類等、本制度に関することは、入試・広報課までお問い合わせください。

長期履修学生申請書
専門実践教育
訓練給付金制度

一定の条件を満たす方が、所定の申請を行うことで、鹿女短に支払った教育訓練経費(学費等)の一部を受給することができる制度です。

【2025年度入学生対象講座】

  • 児童教育学科 小・幼・保コース
  • 児童教育学科 幼・保コース
  • 生活科学科 生活福祉専攻
  • 生活科学科 食物栄養学専攻

在学中は、教育訓練経費(入学金・授業料)の50%に相当する額が支給されます。また、専門実践教育訓練を受け修了した人が、あらかじめ定められた資格を取得し、受講修了日の翌日から起算して1年以内に被保険者として雇用された場合または雇用されている場合、教育訓練経費の70%に相当する額として全支給単位期間にかかる教育訓練経費について改めて計算を行い、教育訓練経費の50%に相当する額として支給した額の差額分が支給されます。

給付の手続には、ハローワークでのご自身による手続きが必要です。制度の利用を希望される方は、あらかじめハローワークへお問い合わせください。

公共職業訓練
長期高度人材育成コース

厚生労働大臣の指定を受けた養成施設において、資格取得~就職をめざす2年間のコースです。この制度を利用することができれば、受講生本人の入学金・授業料・教育充実費の支払いの負担はありません。毎年秋ごろにこの制度の本学受託の有無、対象の学科専攻が発表されます。

  • ※委託徴収金、実習費、テキスト代や実習ユニフォーム代などの実費は受講者本人の負担となります。
  • ※応募の対象となるかどうかは、必ずお近くのハローワークにてお問合せください。
  • ※制度の利用を希望する場合も、本学入試の受験する必要があります。対象入試は【社会人特別選考】のうちいずれかの期です。

詳しくは入試・広報課までお問合せください。

お問い合わせ先

鹿児島女子短期大学 入試・広報課

[ 住所 ]〒890-8565 鹿児島市高麗町6番9号

099-257-1754(直通)

[ FAX ]099-254-5914

[ E-mail ] nyushi@jkajyo.ac.jp