岩切 朋彦

氏名 : 岩切 朋彦(イワキリ トモヒコ)

  • 職名:准教授 地域連携センター長
  • 所属名:教養学科

担当授業科目

文化人類学、観光論、観光フィールドワーク、人間と環境

専門分野

文化人類学

学位

博士(国際文化)〈西南学院大学〉

所属学会等

日本文化人類学会、九州人類学研究会、日本語教育学会、言語文化教育研究学会

現在の研究課題

  • 在日ネパール人留学生のライフストーリー
  • 働く留学生と多文化共生社会の構築
  • 地方都市における参加型観光の開発と発展
  • 「日本礼賛番組」のテクスト分析とオーディエンス研究

研究内容キーワード

日本人論、武道論、多文化共生、在日留学生、日本語教育、公共人類学、参加型観光

研究業績

【著 書】

  1. 合気道の近代と越境過程の相関関係―オーストラリアにおける合気道の様相
    片山隆裕(編)『アジアから観る、考える―文化人類学入門』pp.153-166 ナカニシヤ出版、 2008
  2. 「伝統」の復活とグローバル化―日本人論と武道論に見るグローカリゼーション
    大谷裕文(編)『文化のグローカリゼーションを読み解く』pp.99-112 弦書房、 2008

【論 文】

  1. 日本語学校におけるネパール人学生の様相とその諸問題
    -福岡県A校に通うネパール人学生へのライフストーリーインタビューから-
    西南学院大学国際文化論集9号 pp.79-112、2015
  2. 武道の「伝統」と近代の文化ポリティクス-柔道・剣道・合気道の近代と「伝統」に関する考察
    西南学院大学博士論文、 2011
  3. 合気道の近代とはいつだったのか-武道としての合気道の誕生-
    西南学院大学国際文化研究論集3号pp.111-133、2009
  4. 学習するヘルスツーリズムとその観光空間の可能性
    -北京市「気功研修旅行」の事例を通して-
    西南学院大学国際文化研究論集1号pp.121-160、2007
  5. 合気道と儀礼的身体技法をめぐる「伝統」の文化政治
    -儀礼的身体技法の機能的実践とシドニーのL道場における「禊稽古」の政治的実践-
    九州人類学会報第32号pp.58-67、 2005
  6. 「日本」と「日本語」-「西洋」と「英語」
    -日本のコンテクストから見る言語帝国主義と言語ナショナリズム-(下)
    西南学院大学文学研究論集24号 pp.41-67、 2005
  7. 「日本」と「日本語」-「西洋」と「英語」
    -日本のコンテクストから見る言語帝国主義と言語ナショナリズム-(上)
    西南学院大学文学研究論集23号pp.121-166、2004
  8. 武道のトランスナショナリズムとローカルアイデンティティ
    -日本と海外の相互作用が再構築する日本武道の「伝統」
    西南学院大学大学院修士論文、2002

【主要な研究発表】

  1. 「働く留学生」と多文化共生-福岡における「留学生労働力」の増大と多文化化
    第5回西南学院大学国際文化学会、2017
  2. 文化を「教育」するとはどういうことか-文化人類学経験者が日本語教師になって
    第15回九州人類学研究会オータムセミナー、2016
  3. 福岡県の日本語学校に通うネパール人学生のライフストーリー研究
    -「貴重な戦力」として働くネパール人学生のアルバイト生活とは-
    言語文化教育研究学会第2回研究大会、2016
  4. 合気道の近代と越境過程の相関関係―オーストラリアにおける合気道の様相
    スポーツ人類学会定例研究会、 2008
  5. 合気道と儀礼的身体技法をめぐる『伝統』の文化政治
    -儀礼的身体技法の機能的実践とシドニーのL道場における『禊稽古』の政治的実践-
    第3回九州人類学研究会オータムセミナー、 2004
  6. 武道のトランスナショナリズムとローカルアイデンティティ
    -日本と海外の相互作用が再構築する日本武道の「伝統」
    九州人類学研究会2001年度3月例会、2002

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